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Vintage(ヴィンテージ)熟成酒
Vintage熟成酒とは、1999年から2017年に上槽し、定温熟成による味の変化を目的とした無濾過純米原酒です。濾過をせず瓶詰めをしておりますので、ワイン程ではありませんが時を重ねる毎に熟成によるを味の変化を楽しむことができます。『ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021』のプレミアム純米部門で最高金賞を受賞した『無濾過純米原酒
開明 2001年』は、安政年間に建てられた本蔵での定温熟成(18度以下)により、色は琥珀色、香はカラメル様となり、シェリーのような味わいに仕上がっております。他のVintageをご要望の場合には、ご相談ください。
※各上槽年、720mlで1000本限定
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021年
プレミアム純米部門 最高金賞
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023年
プレミアム純米部門 金賞
●原料米:自社栽培山田錦60%
●精米歩合:60%
●アルコール度数:17.5度
●日本酒度:+5
●適温:ロック〜常温
【タイプ】熟成タイプ
【外観 】透明感のある明るい黄褐色、透明な黄金飴のような色合い。 高額白ワインのように見える。
【 香り】 熟成がもたらす芳醇で旨味のある香りが複雑に絡み合っている、個性的な香り。
黒蜜、キャラメルの濃密さ、伽羅(キャラ)のような品の良さ、干しシイタケのような熟成香など様々な要素が凝縮した複雑な香り。
【 味わい】 しっかりとした熟成感のある濃厚な味わい。丸み、旨味のある味わいが一気に口中に広がる。豊かな酸が、芳醇な味をうまくまとめており、余韻は長く、まろやかな甘味が最後まで感じられる。
【美味しい飲み方】お酒をよく理解している方、個性的なお酒を探している方にお勧め。ウイスキー感覚のオンザロックで酒だけを楽しむ場合は、ブランデーグラス。冷たいとコンプレックス(複雑性)な香りが出にくいので、『15℃以上』でボルドータイプのワイングラスを使用。
相性が良いのは、しょう油、ミリンで作った、タレを使った重厚な料理。ウナギのかば焼き、焼き鳥、すき焼き、ブリの照り焼き、牛筋の煮込みなど。『10℃〜25℃』では、酒の表情が変わるので温度管理を要求される。重厚な旨味成分を楽しむには少し高めの
15℃ 前後、25℃ 前後だと、さらに重厚感が増すが、好みが分かれる。 10℃ 前後だと、香りのトーン、味のふくらみも控えめになるが、デザートワイン的に楽しむのであればお奨めの温度。
『解脱』を完成させた熟成酒
さわやかさの中に円熟した香、ほどよい色、拾年以上時を刻み、『解脱』を完成した拾年熟成原酒は、まろやかで味に深みがあり、上品な苦味が全体をまとめています。食後にチーズとあわせて10年の歳月をお楽しみ下さい。
●原料米:自社栽培山田錦60%
●精米歩合:60%
●アルコール度数:17.1度
●日本酒度:+5
●適温:冷酒〜常温
【タイプ】熟成タイプ
【外観】透明感のある、黄色より少し黄金に近い色合い。高額白ワインのように見える。
【香り】複雑性がある力強い個性的な香り。ナッツ・シェリー香・干しシイタケ・伽羅・バターキャラメル・シナモンのようなスパイス・かすかにヨード。
【味わい】エージングしているので、ふっくとしたまろやかなアルコールによる味わいが口中に広がる。次第に、甘味・酸味・旨味の順に広がり、熟成した味わいの存在感を示す。重厚な後味と長い余韻。甘味と酸味のバランスが取れ、アルコールも高いので、クドくなく爽やかな口当たりの古酒。
【美味しい飲み方】お酒をよく理解している方、個性的なお酒を探している方にお勧め。ウイスキー感覚のオンザロックで酒だけを楽しむ場合は、ブランデーグラス。冷たいとコンプレックス(複雑性)な香りが出にくいので、『15℃以上』でボルドータイプのワイングラスを使用。深みのある酸味が良いアクセントなので、赤身でなく白身肉にスパイスを使った料理、しょう油・ミソなどを使った、色が黒茶色系中華料理との相性が良い。鶏のカラアゲ・豚肉のオイスターソース・ホイコーロ・チンジャオロース・豚の角煮。洋食ならデミグラスソースを使ったハンバーグも。『15℃』と『25℃』では、酒の表情が変わるので温度管理を要求される。
熟成した芳醇な香りと風味
熟成純米酒 開明の原酒。自社栽培した山田錦で醸した純米酒を長期定温貯蔵し、熟成酒特有の芳醇な香と色に仕上がりました。ひと口含むと心地よい熟成香が広がり、しっかりとした幅を味わう事が出来ます。中華・肉料理など脂分の多い料理と相性が良く味の変化を楽しめます。
●原料米:自社栽培山田錦60%
●精米歩合:60%
●アルコール度数:18.2度
●日本酒度:+5
●適温:冷酒〜ぬる燗
【タイプ】熟成タイプのお酒
【外観】健全で透明だが、薄い黄色の色合いが入る。
【香り】複雑力がやや強いふくよかな香り。かすかに吟醸香も残っている。炊き立てのご飯・干しシイタケ・焼き栗・メープルシロップ。かすかに伽羅(キャラ)・シナモン。
【味わい】しっかりとしたボリュームのあるテクスチャー(飲み口)が口中に広がる。アルコール度数・甘味・酸が、バランス良くまとまっているので力強い味わいが印象的、余韻も長く持続しドライ感が強くなる。
【美味しい飲み方】日本酒をよく理解している方と、冷や・温いで酒の印象がどう変わるかを肴にしながら。甘味ではなく、旨味と理解してくれる方にお勧め。陶器よりガラスの器、形状は上があまり広くないボルドータイプのワイングラスを使用。オン・ザ・ロックからぬる燗まで大丈夫、食中酒として出したいなら『15℃〜25℃』、コク・旨味を求めないのであれば、『10℃以下』の冷たい温度も大丈夫。淡泊な料理ではなく軽い脂を持つ素材、例えれば鯛や平目ではなく、カツオ・サワラ。サザエのように旨味が強く肝の苦味があるような魚介、少し温度が高い料理。和食なら焼き物・椀物。塩で味付けした焼き鳥、塩コショウで味付けした赤身のステーキ・ハンバーグ。案外と中華料理と好相性。