り)良質の 宇和米とれる 宇和盆地

当蔵の位置する西予市宇和盆地は、宇和島藩の第一の穀倉地帯であり、酒造りに適した『気候』『水』が揃った土地でもありました。このため200m程の中町通りには当蔵も含め、造酒屋が5軒もあったことが史料に記されています。 現在でも900haの水田で栽培される『宇和米』は良質米として知られており、近年では味で評価する『食味分析鑑定コンクール』で、当蔵の原料米松山三井を委託している田力本願㈱が、2015年・2016年・2017年・2019年・2020年と、金賞・特別優秀賞に選ばれました。また愛媛県が開発した酒米”しずく媛”の生産量が県下1位と、酒米に力を入れている農家も多くなりました。今も昔と変わらず稲作は西予市宇和町の中心的な産業であり、宇和盆地は酒造りに最適な土地です。

 

 

2019年06月19日|蔵元通信:カルタ, 宇和の風景, 酒米・田んぼ